日本初(にほんはつ)、ハラルフードの自販機(じはんき)設置(せっち)
大分県大分市1)Oita City, Oita Prefectureの「高崎山おさる館2)Takasakiyama Monkey Park」に、日本初3)first in Japanとなるハラールフードの自動販売機4)vending machineが設置されました。
「ハラル対応」の自動販売機が、国内初登場!
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) October 26, 2019
宗教上の理由で食べられるものに制限があるムスリムでも味わえるカップ麺やレトルトカレー、スナック菓子など10種類が並びます✨https://t.co/JLmavH4QXo
ハフポスト日本版
「ハラル対応」の自動販売機が、国内初登場!
宗教上5)Religiousの理由で食べられるものに制限があるムスリムでも味わえるカップ麺やレトルトカレー、スナック菓子など10種類が並びます
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戒律6)religious preceptsにより「食べて良いもの、いけないもの」が定められているイスラム教徒7)Muslimにとって、日本での食事は大変 難しい問題です。ハラルフードを扱うレストランも増えてきてはいますが、普通のレストランではメニューを見ただけでは食べて良いものかどうかの判断がつきません8)can’t make a judgment。
「ハラル対応 自販機」で販売されているレトルトカレーやスナック菓子はすべて「ハラル認証9)halal certification」を受けており、戒律によりお酒や豚肉10)porkの飲食を禁じられているイスラム教徒でも安心して食べることができます。
販売機を設置した「 ベジフード協会 」によると、今回設置された1台を含め合計10台のハラルフード自販機を設置予定とのことで、残り9台の設置場所を大分県内で募集しています。
日本を訪れるムスリム観光客11)touristは年々 増えており、2017年は約70万人、2018年は85万人、2020年には100万人をこえると予想されています。
増加するムスリム観光客の不便を解消するため、日本の各地でハラル対応のレストランや、祈祷室12)Prayer roomの設置が進んでいます。
人気カレーチェーンの「CoCo壱番屋」は2017年にハラル対応の店舗「 ハラール秋葉原店 」をオープンしました。さらに2018年には、2店舗目となる「ハラール新宿歌舞伎町店」をオープンしています。
他にも「しゃぶしゃぶ店」「焼肉店」「ラーメン屋」「天ぷら屋」など様々な飲食店でのハラル認証が進んでいます。
ホテルや旅館13)Japanese-style hotelでは、部屋の中にメッカの方角を示す 「キブラマーク 」を設置したり、礼拝14)worshipに使う絨毯15)carpetを無料で貸し出したりと、ムスリムフレンドリー化が進んでいます。朝食にハラルフードを提供する16)provide宿17)Innも増えてきています。
都市部18)Urban areaの商業施設19)Commercial facilityや、東京駅20)Tokyo Stationなどでは祈祷室の設置も進められています。
また、こうした取り組みをサポートするために、自治体21)municipalityや調理師協会22)Japan Authorized Cooks Associationなど、様々な団体が講習会23)Training sessionを行っています。
2020年の東京オリンピックでは、より多様な24)diverse文化圏25)Cultural areaからの訪日客26)Visitors to Japanが予想されます。
日本を訪れる様々な人が快適27)comfortableに過ごせるよう、「ハラール対応」に限らず 、多様な文化への理解28)Understandingをより進めて行く必要がありそうです。
References [ + ]
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